インフルエンザの感染を防ぐには
おはようございます、かいばら整骨院の足立です。
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2月の休診日は日曜日と
2月10日(土)です。
上記以外の土曜・祝日は午前中診療しております。
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丹波市でもインフルエンザが流行しています。すでに感染してしまったという人も、決して安心してはいけません。インフルエンザにはA型とB型があり、最悪の場合には同じ時期に「2回」もかかってしまうことがあるからです。
同じ空間にいるだけで感染してしまうのは「空気感染」。くしゃみや咳によって口から飛び出たウイルスなどの病原体が、すごく小さな粒となり、空中にフワフワと長く浮遊します。そのため、同じ空間の中に長くいるほど、感染の危険性が高まります。
しかし、日常的な感染症で「空気感染」するのは、結核、麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)の3つだけ。インフルエンザは「空気感染」の感染症ではないのです。したがって、同じ電車の車両にいるだけで、インフルに感染するというわけではありません。
インフルエンザは「飛沫(ひまつ)感染」でうつります。「飛沫感染」では、くしゃみや咳で飛んでいくのは、「空気感染」と比べて大きくて、水分を含んだ重い粒。口から飛び出しても、通常は1~2m以内で地上に落ちてしまいます。
このようなタイプの感染では、「距離」が大切なポイントとなります。くしゃみや咳をする人がいたら、少し離れるだけでも感染の機会を減らせるからです。
インフルエンザのような「飛沫感染」のウイルスは、いつまでも空中をただよってはいません。こう考えれば、空間を除菌しようという発想も、なんとなくピントがズレているように感じてくるはずです。
インフルを発症している人が、自分の口や鼻に触れると、その手にウイルスがつきます。そして、ウイルスのついた手で、ドアノブ・手すりなどの様々な場所に触れると、環境が汚染されてしまいます。さらに、その場所に触れた別の人が、手で口や鼻に触れるということによって、感染は人から人へ広がっていきます。
「感染した人の口や鼻→手→環境→他の人の手→口や鼻」・・・このような手を介しての感染は、予想以上に多く起こっています。だから「手洗い」は大切な予防策のひとつ。それどころか、インフル予防のための「一丁目一番地」ともいえるのです。
今回も私のメルマガを読んでいただき本当にありがとうございました。
あなたが心も体も健康に過ごせることを、願っています
かいばら整骨院 足立道成
